
こんにちは!
発達障害のひとつ「ASD / ADHD」とともに生き半世紀。
ピアノの先生をしているサライと

そのむすこ。
同じくADHDの中学1年生です!
教室選びはその後のピアノ人生を左右する

サライが住んでいるのは住所に「字」がふたつもつく田舎町。それこそピアノを始めた50年近くも前、近場で教えてもらえる教室はごく限られていました。

怖かろうが、ポンコツだろうが、ピアノを習いたければ先生は選べません
まあ、それはそれで問題ですが、一方

選択に迷うほど音楽教室の数にめぐまれているのも、悩みどころだよね
とくにADHD (発達障害)児にとって、教室選びはその後のピアノ人生を左右します。

いざレッスンが軌道にのると、趣味でも仕事につながっても、一生の宝になるピアノ

教室選びはゆっくり、じっくり。その子のペースにあったレッスンをしてくれる先生に巡り合えるといいね!
発達障害児のレッスンは先生にとっても未知の世界
テレビやネットでよく聞くワードとなってきた「発達障害」。それでも、一般社会に浸透しているかというとまだそれほどでもありません。

ある集まりでピアノの先生同士お話したときも

発達障害って自閉症のこと?意思の疎通はできるの?

読み書きは?楽譜は読めるようになるかしら、、、
それぐらいの認識でした。
一方、

おれの担任の先生も発達障害に理解があったよ。だから、普通クラスでも6年間うまくやっていけたんだ
前回のブログでもお話ししましたが、ピアノの先生はあくまで「ピアノの」先生。「子どもの」プロフェッショナルではありません。

子どもの発達障害を打ち明けることは大事

私自身、親子で発達障害のため、今はある程度知識はあります。でも以前は、他の先生同様、「発達障害の特性」についてはほとんどなにも知りませんでした

ベテランの先生でも、これまで教えてきたのが定型発達の子ばかりなら、「あれあれ、この子どうしたんだろう?」ってなるかもね

現につい最近も、60半ばの先生に「発達障害児のピアノレッスン」について相談されたばかりです。

自分の子が「ADHDという発達障害」であることを先生に打ち明けることは、今後のレッスンを円滑にすすめるうえでとても大切です。

最初から難色をしめされる場合は、かえってありがたいと思いましょう。双方とも「無駄な時間」を費やさずにすみます。ストレスも最小限ですみます。速やかに別の教室をおさがしください
また、ADHDの特性について詳しく伝えると、先生も早い段階で心の準備ができます。

ほかの子のように、「落ち着いた」レッスンは難しいよね。「忘れ物、遅刻」も多いだろうし

忘れ物が多いのは「ADHD脳の特性」。分かっているからイライラしなくてすむわ。次は忘れないように、きちんと連絡ノートに書いておこう!
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