Op.78 ピアノとADHD(導入編)その2 ~ 「個人かグループレッスンか?(2)」

ピアノと発達障害

 

Op.77 ピアノと ADHD(導入編)その2 ~ 「個人かグループレッスンか?(1)」
集団の輪を乱すADHD児にとって、「グループレッスン」は鬼門。1対1でマイペースに続けられる個人レッスンがおすすめです。定型発達児なら「お友だちと楽しく学べるグループレッスン」もありですが、先生にとってADHD児はちょっぴり厄介な存在です。

の続きです。

 

ピアノの先生は「ピアノが好きだから」先生をやっている。 「子どもが好きだから」ではありません

 

グループでのピアノレッスンも学校と同じです。

 

セバ
セバ

(潜在的に)その子にどんなに音楽の才能があっても、どんなに音楽が好きでも関係ないよ

 

シエル
シエル

「他の子の邪魔をする」「当日のカリキュラムの妨げになる」子は、それだけで十分、「その教室」にとって脅威!

 

むすこ
むすこ

つまり、ぼくたちは、望まれざる客ってこと

 

サライ
サライ

それでも、おやごさんの付き添い(またはフォロー)で、ある程度「多動・衝動」にブレーキがかかるようであれば、そのような教室でも続けられるでしょう。

 

教室にとって「許されるレベル」をこえない限り、生徒は「お客さまのひとり」なのです。

 

また、

ほとんどの先生は、「ピアノが好きだから」、ピアノに関われるという理由で「ピアノの先生」という仕事をえらびます「子どもが好きだから」ではありません。

 

 

サライ
サライ

実のところ、私もむすこが生まれる前は子どもは苦手でした💦どう接していいか分からないし、あのまっすぐな瞳で見つめられるとどうも責められているような気になって(完全に被害妄想)

あ、今はもちろん、子ども大好き?ですよ(;’∀’)

 

なかには、子どもが好きだから、「子どもにピアノを教えたい」という先生もいるでしょう。

そのような先生は愛情に満ち、子どもの成長を心から祈り、「ADHD(他発達障害)」についても進んで勉強してくれることと思います

 

セバ
セバ

一方、「(ピアノだけが好きな)ピアノの先生」にとって「発達障害」「ADHD」児は未知なる生物

 

シエル
シエル

まして、(定型発達児中心で)カリキュラムがしっかりしたグループレッスンになると、その存在は無視できないよね

 

Op. 64 多動が過ぎる子
クラスにひとりは必ずいる多動児。生傷がたえない彼らですが、先生として「レッスン中のケガ」だけは避けたいものですね。また多動や注意欠陥のため思うように進まないADHD(発達障害)児のレッスン。それでも苦労はいつしか報われます。マイペースでいきましょう

 

個人レッスンの利点

 

「ADHD(ほか発達障害)児」が未知であるという点においては、個人教室の先生もそれほど変わりないかもしれません。

それでも、グループレッスンと個人レッスンでは、

 

「ADHD児のレッスンの可能性」について大きな違いがあります

それは、

 

サライ
サライ

まわりの目を気にすることなくひとりひとりのペースに合わせて続けられるということ。

また、1対1で向き合うので、「多動・衝動」にいくぶんブレーキがかけられるという利点です

 

セバ
セバ

ほめられる時も、注意されるときも、先生の目がぼく(わたし)だけに向けられている。いくら多動のADHD児でも、その深刻さは伝わるよね

 

シエル
シエル

ピアノがぐっと身近に感じられるし、レッスンの密度が濃い。少しずつでも成長していることを実感できる

 

サライ
サライ

一方、これまでADHD(発達障害)児を受け持ったことがない先生にとっても貴重な経験になります。生徒と一緒に成長していけることで、レッスンにも幅が広がるでしょう。これはカリキュラムに融通がきく個人レッスンならではの利点、定型発達児のレッスンにおいても応用がききます

 

今回は、「ADHD(発達障害)児」にとっては、グループより個人レッスンのほうがお勧めというお話をしました。

次回は「教室選び」についてお話しします。

 

Op. 79 ピアノと ADHD(導入編)その3~「教室選び(1)」
教室を選ぶ際、「子どもの発達障害」について先生に相談することはとても大事です。あからさまに難色を示されるようならすぐ次へ。落ち着きがない、忘れ物が多い、そういった「脳の個性」を理解してくれたうえで、適切な指導をしてくださる先生はきっと見つかります。

 

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