Op.17 ピアノが弾けるお母さん ~楽譜が読めない子

レッスン(ピアノ)

 

 

サライ
サライ

こんにちは!
発達障害のひとつ「ASD / ADHD」とともに生き半世紀。

ピアノの先生をしているサライと

むすこ
むすこ

そのむすこ。
同じくADHDの中学1年生です!

 

 

ピアノが弾けるおかあさん

 

 

サライ
サライ

「昔、ピアノ習ってました」ていうお母さん、結構いらっしゃいますよね。「ブルグミュラーぐらいだったら弾けます」とか。

 

一億総中流家庭と呼ばれた昭和半ば以降、リビングにアップライトピアノ、その上にフランス人形。「静香ちゃん」のようなおうちは珍しくありませんでした

そのため、「簡単な楽譜くらいは読める」程度のピアノ教育を受けたお母さんも少なくないはず。

 

サライ
サライ

うちの教室の場合、お母さんがレッスンに口をはさむ、ということはありません。ただ、生徒との会話からときどき「うちのお母さんピアノ弾けるから」てな雰囲気を感じることはあります
(;・∀・)。

 

 

先生か、お母さんか?

 

自分ができることです。そりゃあ、多少なりとも口をはさみたくなりますよね。

 

セバ
セバ

「その音まちがってない?」とか、「もうちょっと〇〇に弾いたら」とか

 

お母さんに他意などありません。あくまで親切心からです。わが子の演奏が少しでも、「素敵に聞こえたらいいな~」って。

 

サライ
サライ

でも、たまに「お母さんがこう弾きなさい、って言ってたから」
なんていう子もいたりして

 

ちょっぴり困ってしまいます💦
(∀・;)オドオド。

 

 

一方、子どものピアノなどほっといても勝手に上手くなる(と思う)=完全放任主義のおやごさんもけっこういらっしゃる

 

サライ
サライ

発表会直前に自分の子がどれくら弾けているか、ほぼ無関心の親御さんも(゜-゜i)

 

シエル
シエル

それに比べたら、ちょいちょい口をはさんでくれるお母さんの方がまだましなのかな

 

確かにありがたいと言えばありがたい。

 

サライ
サライ

それでも、上記四コマのように譜読みのほとんどをお母さんが手伝ってあげるのでは、本人のためになりません

 

4コマエピソードにいたる過程

 

サライ
サライ

上記四コマは、サライがピアノの先生として新米だったころのお話です

 

サライのプロフィール
ASD / ADHD(発達障害)とともに生き50年。同じくADHDの息子をかかえながら、なんとかピアノの先生をやっています。毎日が失敗と反省の繰り返し、時に凹むこともあるけれど、漫画にすれば完全に「コメディー」。今日もお仕事がんばります。

 

先生になる前は「演奏のお仕事が中心」。それが出産して帰郷してみると、田舎には演奏の仕事などほとんどありませんでした

 

セバ
セバ

そこで生活のために始めたのが「ピアノの先生」ってわけ

 

当時は、「先生という意識」も「ビジョン」も、「適切なレッスンプラン」すら作っていませんでした

 

サライ
サライ

今考えると本当におそまつ、「先生失格」です。

 

生徒一律同じ教材を与えて、間違えないで弾けたら〇、間違ってたらそこを練習する、というくらいのレッスンで。

 

サライ
サライ

喜びがなかったんですよね。子どもにピアノを教えるということに。まして、「誇り」なんてあるはずもなく

 

生活のため以外に「ピアノの先生でいる」理由が見つかりませんでした。

 

Op. 58 天職と適職
生活のためにする「適職」は決して楽しいものではありません。「お金を手に入れるためには」は相応な忍耐と試行錯誤が必要です。でも、目の前の「適職」をコツコツこなし、そこにやりがいを見出せるようになったら、「天職」に出会うのもそう遠くないのかもしれません。

 

楽譜が読めない!?

 

そんなブラック先生の指導にありながら、(本当は「お母さんが先生」の)よく弾ける子。

 

サライ
サライ

あきらかに他の生徒と進み方がちがう。毎週すらすら弾いてくる。レガートで弾いたり、スタッカートで弾いたり。「ん?スタッカート?」

 

それでふと気がついたわけです。

 

これ、誰かのコピーじゃね?(〃 ̄ω ̄)σぁゃιぃ

だってそんなこと教えてないし、教材にも書いてない。

 

サライ
サライ

で、試しに、その子にとっては「とても簡単なはずの楽譜」を初見させてみました

 

すると、

 

サライ
サライ

愕然とするくらい読めないではありませんか!( ̄◇ ̄;)エッ

 

セバ
セバ

ト音記号とヘ音記号の区別。手をおく場所。音の高い低い

 

こちらの動揺が向こうに伝わると、

 

サライ
サライ

今度は、真ん中の「ド」すら分からなくなる

 

 

Op. 24 おうちで練習しない子
勉強でもスポーツでも出来る子は人一倍努力しています。ピアノももちろん同じ。ただ生徒にはそれぞれのペースがあります。小さいころ練習嫌いだったのが、成長とともに練習に目覚めることも。先生としては出来るだけ楽しく長くピアノを続けてほしいところです。

 

雨ふって地かたまる?

 

この「お母さんが先生」事件?発覚以降、大きく反省しました。

 

サライ
サライ

「ピアノの先生」という自覚を少しずつ持つようになり、一から勉強するように

 

同時に4コマの生徒さんにも、ふたつの宿題をだすように。

 

セバ
セバ

ひとつは、「(ひとりで譜読みできる)ちょっと簡単な教材」

 

もうひとつは

 

シエル
シエル

お母さんに手伝ってもらってもいいよ、的な「ちょっぴり難しい曲」

 

だって、せっかく「ピアノを弾けるお母さん」がいるんです

 

サライ
サライ

連弾だってできるし、親子楽しいピアノライフを満喫してほしいですよね

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました